Enjoy Running Life - スイスで走り始めた、歌う弁理士

2018年11月、48歳から海外赴任地のスイス・ジュネーブにて本格的に開始したランニングの記録

ロンドンマラソン(London Marathon)、AbbottWMM Wanda Age Group World Championships (世界年代別選手権)について

ロンドンマラソン(London Marathon)とは

 

TCS London Marathon logo

 

ロンドンマラソン(London Marathon)は、

ワールドマラソンメジャーズ(WMM: World Marathon Majors)の一つです。

ja.wikipedia.org

www.tcslondonmarathon.com

 

ワールドマラソンメジャーズとは、ボストンマラソンロンドンマラソンベルリンマラソンシカゴマラソンニューヨークシティマラソン東京マラソンの6主要マラソンで構成される獲得ポイントを争う競技です。

現在、米国製薬会社のアボット・ラボラトリーズ(Abbott Laboratories)がタイトルスポンサーになっているため、アボットワールドマラソンメジャーズ(Abbott World Marathon Majors)と呼ばれています。

ja.wikipedia.org

www.worldmarathonmajors.com

www.worldmarathonmajors.com

www.marathon.tokyo

 

ロンドンマラソンには先日、ベルリンマラソンにて世界新記録を樹立した、エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)選手が過去に5回優勝しています。

ja.wikipedia.org

 

なお、キプチョゲ選手は、ワールドマラソンメジャーズでも、2015〜2019の4シーズンでチャンピオンになっています。

 

ロンドンマラソンは通常、3月・4月に開催されているのですが、パンデミックの影響で2020年、2021年、そして今年2022年は10月開催となっています。

 

ロンドンマラソンのコース

 

 

ロンドンマラソンのコースは、ロンドン中心部からは南東方向、テムズ川の南、グリニッジ天文台があるグリニッジパークからスタート。

www.royalparks.org.uk

 

フルマラソンには4万人以上の参加者がいるので、パーク内の3カ所(赤、青、緑)に分かれてスタートします。

私は青スタートになりました。

全体のスタートが9:40なので、ほぼロスなしのWave(ChampionshipというWave(Championshipについては後記します))に含めていただけたようです。

 

スタートして1km手前で、青スタートと緑スタートが合流し、更に5km手前で、赤スタートと合流します。

 

その最終的に3つのスタートが合流する手前の、4km〜5km地点あたりで、30mぐらいを一気に下ります。

 

緩やかな下り坂はペース維持・向上に好影響だと思いますが、斜度が強い場合には逆効果につながる可能性も高いです。

スピードを殺すためにブレーキをかけるような走りになって前腿などに負担がかかり、フルマラソン後半にその影響が出てくるということもあります。

この下り坂をうまく利用したいと思いつつも、一番気をつけてないといけないポイントかなと思っています。

 

ロンドンマラソンのコースはこの下り坂以外は20m以上の大きなアップダウンはないようなのですが、ちょこちょこ細かなアップダウンがあるようなので、あまり細かいリアルタイム的なラップタイムは気にせず、数km単位、5km単位とかでペースを見ていく必要があるかなと思っています。

 

10kmを過ぎたところで、英国の快速帆船である、カティーサークCutty Sark)が展示されている横を走り抜けます。

ja.wikipedia.org

www.rmg.co.uk

 

その後、テムズ川の南側を何度かターンしながら進み、20kmのあたりで、タワーブリッジ(Tower Bridge)を渡ります。

www.towerbridge.org.uk

 

タワーブリッジを渡った後、ハーフポイントを通過し、テムズ川の北側を東に進みます。

そして、ドックランズ(London Docklands)、イーストエンド・オブ・ロンドン(East End of London)を走ります。

この中にある、高層ビルが立ち並ぶ、カナリー・ワーフ(Canary Wharf) あたりはかなり頻繁にカーブがやってくるので、ペース維持・リズム維持が難しそうです。

30km付近なので、フルマラソンの疲れがいよいよやってくるポイントでもありますね。

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

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その後、テムズ川の北側を西方向に進みます。

35km付近では22km付近を走っている方々とスライドする区間があります。

 

再びタワーブリッジの横、そして、ロンドン塔(Tower of London)の横を通り抜けます。

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www.hrp.org.uk

 

そこから景色の良いテムズ川沿いの道を更に西方向に進み、40km地点を通過し、先日エリザベス女王国葬が行われたウェストミンスター寺院Westminster Abbey)、ビッグ・ベン(Big Ben)のところで右折してテムズ川沿いから離れます。

ja.wikipedia.org

www.westminster-abbey.org

ja.wikipedia.org

https://www.parliament.uk/about/living-heritage/building/palace/big-ben/

 

セント・ジェームズ・パーク(St James's Park)の周りを半周する感じで進み、

www.royalparks.org.uk

 

残り300mあたりで、正面にバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)を見ながら最後のカーブを右に曲がり、

ja.wikipedia.org

www.rct.uk

 

ザ・マル(The Mall)でフィニッシュ!

ja.wikipedia.org

 

全体的にみると、後半にロンドンの観光名所が続く感じですね。

後半は疲れているので、観光名所を落ち着いて見る余裕はないかもしれないですが(笑)

 

ロンドンマラソンへの参加

 

ロンドンマラソンに参加するためにはいくつかの方法があります。

www.tcslondonmarathon.com

 

"Ballot entry"と呼ばれる、いわゆる一般抽選枠、

"Charity entry"と呼ばれる、寄付すれば出走権を得られる枠、

旅行ツアーに出走権が含まれるもの、

などです。

 

ロンドンマラソンでは、この中のチャリティ枠に多数が割り当てられていて、また、単にお金(といってもかなり高額)を出すだけでなく、チャリティ先によっては様々な奉仕活動を行う必要があります。

 

なので、英国外の参加希望者の多数は、抽選への参加か、ツアー参加(ただし、こちらも抽選となる模様)のかたちで参加することになります。

 

そのため、抽選枠の倍率はかなり高く、10倍以上、最近では25倍となっている模様。

 

こんなに参加自体が難しいロンドンマラソンに今回、私はどのようにして参加できるようになったのか。

 

私は、アボットワールドマラソンメジャーズ(Abbott World Marathon Majors)が運営する、Abbott World Marathon Majors Global Run Club のメンバーになっています。

このクラブは世界中のランナーのためのバーチャルプラットフォームです。

www.worldmarathonmajors.com

www.abbottwmmglobalrunclub.com

www.marathon.tokyo

 

この中に、AbbottWMM Wanda Age Group World RANKINGS というものがあって、40歳以上のランナー(マスターズ)は、300以上の世界中の大会において9つに分けられた年代別ランキングのポイントを獲得することができ、ランキング上位者は、AbbottWMM Wanda Age Group World Championships (世界年代別選手権)へ招待されます。

www.worldmarathonmajors.com

www.worldmarathonmajors.com

www.marathon.tokyo

 

そして、2022 AbbottWMM Wanda Age Group World Championships が今回のロンドンマラソンと併催されます。

www.worldmarathonmajors.com

 

私は、昨年走ったバーチャルマラソンの結果、50代前半のカテゴリで世界で5位に入ることができたので、このAbbottWMM Wanda Age Group World Championships への招待を受け、併催されるロンドンマラソンに参加することになりました。

tetchiba.hatenablog.com

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せっかくいただいた機会ですので、日本代表、スイス代表、50代のオッサン代表として頑張って走ってこようと思います。

 

ロンドンの街は出張や旅行でこれまで何度も訪れていてよく知っているところではあるものの、50万人以上の観客の前でその街を走ることができるのはとても楽しみです。

これまでと違う景色が観られることを楽しみにしています。

(後半の観光名所は苦しみで楽しむ余裕がない!!??)

 

 

 

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2022/9/27 ついに、Nike ZoomX Vaporfly Next% 2 ゲット!/ロンドンマラソン前の最後のポイント練習、Tペース走

ついに、Nike ZoomX Vaporfly Next% 2 をゲットしました!

色は、OG Glacier Blue

氷河の青

スイスっぽいですね!

 

日本にはあまりないカラーかもしれないです。

 

ここ1年半、レースシューズとしては、HOKA One One Rocket X を使用してきました。

tetchiba.hatenablog.com

 

このRocket Xを購入した際、最終的に、Nike Vaporfly Next 4%とどちらにするかでかなり迷ったのですが、当時、初フルマラソンを控えていて、後半、足を持たせたいので、重量は負けるものの、安定性のより高いRocket Xにしていました。

 

それでも、その後、履いてみたいなと思っていました。

 

Rocket Xも良いレース用シューズでしたが、走行距離が300kmを超えてきたので(まだまだ練習では使用できても)、レースでのパフォーマンスはそろそろ落ち始めるかなと。

 

今週末、ロンドンマラソンに参加できることになったので、せっかくなら自分の現在の力を出し切りたい、そのために新たなシューズを探していました。

 

Adidas Adios 3なども候補だったのですが、やはり、試し履きした時の感触が良かった、そして、他の方が履いて数々の功績を出している、Nike Vaporfly Next 4%を履いてみたいなと。

Nike Air Zoom Alphafly NEXT%は試し履きをしたことがないのですが、Zoom Air Podsのポコンポコンという響き・感触が気になって自分に合わなそうな気がしています。)

 

Nike Vaporfly Next 4%を入手するのに少し時間がかかり、ロンドンマラソンの1週間前を切ってのゲットとなってしまいましたが、試し履きした時の感覚では、以前3足も履いて気に入っていた(自分の足にも合っていた)ズームフライフライニットと似ている感じもあったので、合わないことはないと思っていました。

 

それでも本番前に一度は試しておきたいということで、今朝、小雨降る中でしたが、デビューさせました。

(今週はずっと、ジュネーブは朝、雨の予報なので。)

 

取り組んだのはTペース走。

ロンドンマラソン前、最後のポイント練習です。

tetchiba.hatenablog.com

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  • 設定メニュー(VDOT: 59.5):Tペース走(設定 3'41"/km )3km
  • 結果: 3'41"/km, 40", 32"
  • 平均ペース: 3'37"/km
  • シューズ:Nike ZoomX Vaporfly Next% 2(走行距離:約6km)

 

いや〜、久しぶりに弾む感覚を味わいました。

 

予想以上に反発力がすごい。

 

3kmですが、これまた久しぶりにTペース走の設定をクリアできました。

しかもTペース走にしては呼吸がかなり楽に。

 

最後の1kmは身体の動きはほとんど変えずに気持ち良いぐらいでペースを少し上げてみたところ(気持ち的には、Tペース(3'41'/km)を少し切るぐらい)、簡単に3分30秒近くになってしまいました。

 

シューズのおかげ。

これはすごい。

 

同時に、本番当日、特に前半、楽に速く走れるのが嬉しすぎて飛ばし過ぎないようにしないとなと思いましたね。

 

今週末日曜日、これを履いてロンドンの街を走るのがとても楽しみになってきました!

 

 

 

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2022/9/26 フルマラソン本番1週間目を切った期間でのジョグ、足底腱膜炎の状況は改善に向いているか

いよいよ今週末に迫ったロンドンマラソン(フルマラソン本番)に向けてテーパリング中。

1週間前を切った今週は普段の50%前後の距離/時間が目安。

普段1時間、13km前後やることが多いジョグは今朝は約30分、7kmに。

ペースは平均ペースでモデレートペースを目安に。

 

tetchiba.hatenablog.com

 

  • 設定メニュー(VDOT: 59.5):Eペース(4'26"/km-4'54"/km)目安
  • 流し/ウィンドスプリント:3本
  • シューズ:Nike Quest 3(走行距離:約1,169¥km)

 

少し痛めている足底腱膜炎の状況ですが、あいかわらず起床時や長時間座った後に立ち上がった時の最初の数歩が少し痛みますが(典型的な症状のようです)、歩き始めたり走り始めたりすれば違和感はあるものの走れないことはないレベル。

 

テーパリングが効いてきているのもあるのか、日々のマッサージのおかげか、先々週ぐらいよりは少し痛みがマシになっているような気もします。

 

今週末のロンドンマラソンまで残り少ないので、これ以上痛めないように、今よりはもう少し軽症になるように、引き続きランニングは無理のない範囲で、かつ、マッサージ・ストレッチをよくして準備していきたいと思います。

 

 

 

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