Enjoy Running Life - スイスで走り始めた、歌う弁理士

2018年11月、48歳から海外赴任地のスイス・ジュネーブにて本格的に開始したランニングの記録

Eペース(Easy、イージーペース走)

Eペースとは、Easyペースのことで、アメリカのランニング指導者であるジャック・ダニエルズ氏の著書「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」にある5つのランニング強度のうちの一つです。

ジャック・ダニエルズ氏によれば、走りながら会話が可能なペースで、ほとんどの日はこのペースでの練習で十分で、インターバル走などのいわゆるポイント練習の合間の日や、ロング走のペースとして、また、日々の練習のウォーミングアップやクールダウンのときに使用すると良いペースになります。

怪我に対する耐性を作り、心筋や毛細血管の強化・増加や、血液の酸素運搬機能の改善、筋繊維の性質がランニングに適するようになる効果が見込まれます。

心臓の鼓動1回で送り出される血液の量は、一般的には最大心拍数の60%以上はほとんど変わらないとのことです。
Eペースの心拍数の目安は、最大心拍数の65%~78%ですので、Eペースでも十分心筋を鍛えることができるわけです。

ただし、実際、このペースで走ってみると、結構キツイです。
なので、実際のところは、ウォーミングアップやクールダウン、ポイント練習の次の日の疲労抜きのジョギングなどのときには、Eペースよりも遅いペースで走ることもあります。

とはいえ、このEペースは、実際のレースペースよりは少し遅いペースですので、レース時よりは余裕があります。
そのため、ランニングフォームのチェックや、これまで異なる走り方を少し試してみたりすることもできます。

ただ、ゆっくり走ってるときはフォームが乱れがちになるので、注意が必要です。
スピード上げて走ったときのほうが身体の動きが自然になって、フォームが安定するようです。
確かに、ゆっくり走っているときは言ってしまえば、ちょっとめちゃくちゃな走り方でもペースは維持できますよね。
一方、速いペースにしようと思うと、やっぱり、身体を効率的に動かさないとスピード出せないですよね。

【心拍数の目安は、最大心拍数の65%~78%】186/180の場合、121-145/117-140