Rペースとは、Repetition(レペティション)ペースのことで、アメリカのランニング指導者であるジャック・ダニエルズ氏の著書「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」にある5つのランニング強度のうちの一つです。
Rペースの目的は、無酸素運動の効率アップやランニングエコノミーの向上です。Rペースのスピードは、VO2max(最大酸素摂取量)以上の強度で走ることとなり、有酸素運動ではエネルギー供給が追いつかず、無酸素運動の割合が多くなります。
そのため、最大スピード・最大出力の向上につながります。
疾走時間は2分以内なので、1本あたり600m以内となります。
Iペースよりもかなり速いペースとなりますが、もがき苦しんでフォームを崩すことなく走ることが重要になります。
そのために、レスト(休息時間)は疾走時間の2〜4倍の時間を取り、しっかりと休息してから次の疾走に取り組むことが大切です。
休息時間は立ち止まっていても、ジョギングやウォーキングでも構わないとのことです。
【心拍数の目安は、最大心拍数の100%】186/180の場合、186/180
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