Enjoy Running Life - スイスで走り始めた、歌う弁理士

2018年11月、48歳から海外赴任地のスイス・ジュネーブにて本格的に開始したランニングの記録

ウェーブ走

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ウェーブ走とは、ペースをウェーブ(波)させるトレーニング方法です。一定の距離で速いペースと遅いペースを交互に行います(3セット〜5セットぐらい)。

ペースの設定は、体調などによって少し調整してもよいですが、速いペースはTペースかそれよりも少し速いあたり、遅いペースはEペースかそれよりも少し遅いぐらいのジョギングペースが効果的です。
速いペースと遅いペースの落差は1分間ぐらいが一般的です。

ただし、遅いペースの方は落としすぎないようにする必要があります。
この遅いペースのときが重要になります。
遅いペース区間は、速いペース区間で荒くなった呼吸を整えながらも、心拍はあまり落とさず、次の速い区間に移ることができると良い練習になります。

一方で、遅いペースの区間で速すぎるのも良くないです。
速い区間と遅い区間とでメリハリをつけることが大切です。

また、遅いペース区間では、リラックスして走ることが重要です。

ウェーブ走は、インターバル走に似ていますが、速いペースの区間はインターバル走よりもペースが遅く、また、間のレストのジョグの距離と時間が長いです。

tetchiba.hatenablog.com

 

また、クルーズインターバル(Tペースでのインターバル走)にも似ていますが、速いペースの区間はほぼ同じですが、間のレストのジョグの距離と時間はウェーブ走の方が長いです。 

tetchiba.hatenablog.com

 

そのため、ウェーブ走は、速いペースの区間はインターバル走ほど速くないので疲れず、Tペース走やクルーズインターバルに比較すると、レストのジョグの間に比較的回復ができるので、全体的に呼吸系は楽に進められます。


一定のペースで走るペースランニングと違って、ペースの切り替えが必要になってくるので、ペースをコントロールする能力を身に付けることができます。
そのため、ラストスパート力を鍛えることができます。
また、ペースの上げ下げを行うので、心肺機能を高めることもできます。

夏場など、長い時間速いペースで走り続けることが厳しい状況などにおいて、比較的短時間で効率的に練習できるメニューです。