Enjoy Running Life - スイスで走り始めた、歌う弁理士

2018年11月、48歳から海外赴任地のスイス・ジュネーブにて本格的に開始したランニングの記録

【レースレポ①】2022/10/2 ロンドンマラソン兼年代別世界選手権 スタートまで

2022年10月2日に開催された

ロンドンマラソン(London Marathon)兼

AbbottWMM Wanda Age Group World Championships (世界年代別選手権)

についてのレポートです。

 

長くなりそうなので、まずはスタートまで。

 

ロンドンマラソン(London Marathon)、

AbbottWMM Wanda Age Group World Championships (世界年代別選手権)

についてはこちらをご覧ください。

tetchiba.hatenablog.com

 

ロンドンマラソン・エキスポ、

世界年代別選手権ウェルカム・レセプション

についてはこちらをご覧ください。

tetchiba.hatenablog.com

 

レース当日の服装はこんな感じです。

 

 

先日初めて購入したばかりの、Nike ZoomX Vaporfly Next% 2 を履きます。

 

tetchiba.hatenablog.com

 

ゼッケンは前にTCSロンドンマラソンのもの、後ろに年代別世界選手権のものを付けます。

 

年代別選手権を争っている皆さんの間では、抜かれた時に(背中が見えた時に)自分と同じ年代カテゴリかがわかるということですね。

年代カテゴリは、40-44, 45-49, 50-54, ...というように5歳刻みです。

一番上は80+(80歳以上)!!

 

レース当日、40-44世代がやはり若いので速い方が多く、その方々に抜かれるのは気になりませんが、55-59世代の人に抜かれた時は、おー、負けたくない、とちょっと思いましたね。

でも、世界にはその世代でもかなり速い方がいらっしゃいます。

私も今後ももっと精進しなきゃ!

 

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今回、カーボローディングについては軽くという感じで、2日前から少し炭水化物の割合を増やしました。

 

当日の朝は、モルテンの粉末を溶かした飲み物と、エネルギーバー、バナナ、牛乳、ビタミンジュース。

 

そして、今回は、ビタミン+鉄分の錠剤を服用してみました。

どうしても外地となると、ビタミン不足になるし、鉄分が不足するとフラフラするからです。

 

最後の極め付けは、妻お手製のカステラ!

カステラは欧州ではほとんど手に入らないのですが、フルマラソン当日の朝には最適な栄養バランスを持っているので、時々、ケーキ作りが得意な妻に作ってもらっています。

そう言えば、カステラを食べなかった時は後半失速しているかも!!??

 

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1ヶ月ほど前から軽く両足の足底腱膜炎を患っていて、結局、レース当日まで治らず。

 

加えて、前々日、ロンドンに入ってから、なぜか急に両足の太もも前面と横に強烈な張りが発生。

変な歩き方になるぐらいにひどいもの。

(年代別世界選手権に出場していた方の話しでは緊張じゃないかと。自分ではあまり緊張している感じはなかったのですが、いつの間にか足に力が入っていたのかもしれません。)

 

前日になっても改善しなかったので、これだとまともに走れないと泣きそうでした。

 

ここまでの準備が全て水の泡になるのは嫌だということで、急遽、ロンドンの薬局チェーン、bootsに行って、消炎剤を購入。

1日に3回塗り塗りしました(足底にも)。

 

嬉しいことにその効果が出てくれて、レース当日の朝は痛みはなく、若干の違和感ぐらいに治まったので、何とか走れる!

ほんと、嬉しかったです。

またまた泣きそうでした。

 

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ロンドンマラソンのスタート地点には鉄道で行くのが一番近いのですが、ロンドンマラソンの前日の10月1日に、ロンドンの鉄道が大規模ストライキをやって、その次の日の朝も影響が出るかもとの情報があったので、直前までどのルートで行こうか迷っていました。

 

結局、リスク回避で、地下鉄だけを利用するルートで向かいました。

地下鉄の駅からスタート地点までは少し歩くのですが(2kmぐらい)、ウォームアップと考えればいいと。

 

そして、念のため、少し早い時間にホテルを出発。

 

地下鉄は順調で、予定どおり、スタート地点の最寄駅に到着できました。

ほっと一安心。

 

スタート地点はグリニッジ天文台があるグリニッジパークで、駅からは他のランナーの皆さんについていく形でスタート地点を目指しました。

 

 

グリニッジシアターとありますね。

 

 

グリニッジパークの入口に到着。

 

 

公園の中を進みます。

 

 

約42,000人が参加する大会なので、スタート地点は赤、青、緑の3ヶ所に分かれていました(実際は黄もあって、4ヶ所)。

 

私はブルースタートなので、そちらを目指しました。

グリニッジパークは初めて来ましたが、だだっ広い。

芝生以外にほとんど何もないです。

 

実は前日までレース当日の天気予報は雨だったのですが、当時朝の天気予報では曇りに変わっていました。

これ、雨だったら、屋根がないところに約42,000人が集まるので、みんな着替えとか準備とか大変なことになったなと思いました。

今回はロンドンの天気の気まぐれに感謝!

 

 

かなり広い芝生スペースの好きなところで着替えや準備。

 

と思っていたら、アナウンスが流れて、Championship(年代別世界選手権)に出る人の場所は別だよと。

え?事前に聞いてない。

 

でも、芝生の中にある看板には確かにブルースタートとは別のように記されていました。

 

 

近くにいた係員の方に聞いて、ブルースタートの更に奥の方に進んだところに、年代別世界選手権に参加するランナー専用の場所がありました。

 

 

そのChamipionship専用エリア入口で懐かしい方に遭遇!

 

docomoの方で、以前ジュネーブ赴任前に仕事で知り合って、マラソン好きを聞いていました(その時は私はまだマラソンを始めていなかった時期です)。

 

この方はサブエガランナーで、世界6大メジャーのベルリン、ニューヨークシティ、ボストン、シカゴ、東京を既に走っていて、今回のロンドンを走ると、全制覇という凄い方です!

 

久しぶりに会えて良かった!

 

 

もう一人の方は、自己ベストが2時間30分を切っている超速いランナーの方で、RunTuberのたな〜さんから師匠と呼ばれている方。

 

今回知り合いになれて光栄です!

 

 

この年代別世界選手権専用エリアで着替え、準備をしてバッグを預けて、スタート30分前ぐらいからウォームアップ開始。

 

動的ストレッチと軽い動き作りをやった後、芝生の上を1.5kmほどジョギング。

3本、流しを入れておきました。

 

ウォームアップの感じでは、足底と太ももの状態は少し違和感は残っているものの、なんとか大丈夫そう。

 

Championshipの参加者が並び始めたので、私も列に。

 

 

我々の列の横で、エリートランナーの方々がウォームアップをしていました。

いつも私はスマホを持って(腰のFlipbelt)に入れて走るので、写真が撮れて良かったです。

(でも、これを周囲のランナーに話したら、びっくりしていました。ほとんどの方はスマホは持たずに走られるんですね。)

 

 

二岡康平(中電工)選手(11位(2:14:18))、

岡本直己(中国電力)選手(13位(2:15:05))もすぐ横に。

(残念ながら、日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)選手は欠場。)

 

そして、キプチョゲ選手に続く世界歴代2位の記録を持つ、Kenenisa Bekele / ケネニサ・ベケレエチオピア)選手(5位、2:05:53)も!

(Mohammed "Mo" Farah / モハメド・ファラー(UK)選手は残念ながら欠場。)

 

ベケレ選手のこのタイムは40歳以上の世界記録とのことです。

 

 

一緒にスタート列に並んだdocomoの方に写真を撮ってもらいました。

 

 

このスタートゲートのすぐ前にエリート選手が並びました。

我々、Championship参加者はそのすぐ後ろからスタートできました。

(もう少し早くから並んでいれば、エリート選手のすぐ後ろにいることができましたね。)

 

このChampionship参加者の後から、ブルースタートの方々がスタート。

 

年代別世界選手権の参加者はスタートまでの待ち時間がほとんどなく、とても優遇されていました!

 

 

この右側がエリートランナー、左側がChampionship参加者。

 

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妻がBBC放送を録画してくれていたので、確認したところ、少し映っていました。

(『ウォーリーをさがせ!』を楽しんでください(笑))

 

 


次に続く。

 

 

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