昨日11月6日に走ってきたジュネーブ20kmレースのレポートです。
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(後述する最終的な順位とは異なりました。)
スタートが8時半なので、起床は4時間前の4時半にセット。
ただ、二度寝してしまい、実際に起きたのは5時10分ぐらい。
急いで朝食。
バナナ、ヨーグルト、ミルク、BCAA、エネルギーバー。
今回、20kmレースで、フルマラソンではないので、前日にパスタを食べたぐらいで、カーボローディングはそれほど意識することなく。
お酒は前日のみ抜きました。
(毎日晩酌派で、前々日には飲み会もあり、結構飲んでました。)
レース3日前に、ランニング中に転倒して痛めた、左肩・左手首の打撲、左膝の大きな擦り傷については、
左手首はほとんど問題なし、
左肩はかなり動かせるようになりましたが、大きく動かすと少し痛みあり。
左膝は打撲は問題なしでしたが、擦り傷がひどめで、大きな絆創膏をつけて走りましたが、90度以上膝を曲げると(傷が引き延ばされると)そこそこ痛みを感じる状況。
静的ストレッチ、持ち物の準備をして、いざ出発。
レース会場までは約1.8kmなので、バックパックでゆっくりウォームアップジョグで向かいました。
会場到着時、綺麗な朝焼け。
気温はこの時2度で(走っている時は9度まで上がったようです)、結構、寒い。
スタート・ゴール地点は同じところ。
申請持ちタイムにより、今回も一番前のブロック(1時間30分内)に入れてもらえました。
レース会場に到着後、15分ほど動的ストレッチ。
その後、上に羽織っていたものなどを脱いでランナーズバッグを預けて、更に、10分ほど動的ストレッチをした上で、1.5kmほどジョギング。
ジョギング中に、流しを2本入れました。
スタート6分前ぐらいにスタートブロックに入りました。
半袖Tシャツにハーフタイツでのぞみましたが、スタート時はちょっと寒かったかな。
長袖Tシャツか、長袖のピッタリシャツを半袖Tシャツの中に着ても良かったかも。
あと、手袋も必要だったか。
左膝の大きな絆創膏が恥ずかしい(笑)
エリート選手の少し後ろに並びました。
そして、いざスタート。
以下タイム表示は、Garminタイム
■スタート - 5 km 20:27
700mほど平坦な道を走った後、4kmぐらいまではダラダラと坂を上っていきます。
スタートしてすぐで元気なのでここでつい脚を使ってしまうと20kmレースとは言え、後半脚が持たなくなることがわかっているので、できるだけ抑えて入りました。
全体の目標平均ペース的には3'54"/kmぐらいなのですが、この序盤の努力度合い的にはキロ4分ぐらいのイメージで。
この途中で、国連ジュネーブ本部の前を通ります。
ここで、妻と、それから、ジュネーブの知り合いの方が応援に来てくれていました。
その方の写真。
そして、坂を上り切ったら少し駆け下りていきます。
ここもそこそこの坂なので、走り方に注意。
飛ばしすぎてしまうと前腿が痛んで後半響いてくるので、抑え目に。
■5km - 10 km 20:08(トータル 40:35)
7kmあたりに上記のペース表では見えてこないそこそこ急なアップダウンがあり、ここもかなり脚にダメージを受けるポイントです。
最初の4kmぐらいまでの坂で脚を使ってしまった方はこの坂で歩いてしまう場合も多く見ます。
そして、9kmあたりはダラダラと上っていく坂。
ここも地味に脚にダメージを受けます。
この辺りも今日はできるだけ抑え目を意識して走りました。
ここまでの平均タイムはキロ4分を大きく超えていましたが、あまり気にせず、今日は後半にペースアップするんだという気持ちを持っていました。
■10km - 15 km 19:38(トータル 1:03:13)
10kmを40分35秒(正式タイムでは40分38秒)で通過。
40分弱ぐらいで通過したいなと思っていたので、少し抑え過ぎたかなと。
ただ、昨年はこのあたりでキツくなり始め、後半はもうギリギリで粘った走りになったのですが、今日は余力あり。
後半、ペースを上げていこうと意気込んでいました。
■15km - 20 km 20:49(トータル 1:21:01)
※Garminでは、20.00kmで、20:30(トータル 1:20:42)(20.08kmでゴール)
でも、なかなか思うようにペースが上がらず。
呼吸も苦しいし、足腰も疲れて力が入らなくなってきました。
5週間前のロンドンマラソンで公認コースベストを出した後、
発熱、めまい症で12日間走れず、
その後もなんだかんだで13km以上を走ったのは
レースペースで走った最長は5kmという準備状況。
明らかにこの5週間で20km以上を速いペースで走るだけのスピード持久力が備わっていない(落ちてしまっていた)と思われます(準備不足)。
以下は17km地点でラン友さんが撮ってくれた写真。
笑顔ですが、足腰かなり重い状況。
隣に写っている30代のスイス人の方とは13kmあたりからほぼ一緒に走っていて、
互いに引っ張り合いをしながら、何とかキロ4分ちょっとぐらいのペース(努力値)で進んでいました。
(彼は18kmぐらいでスパートをかけて、私はそれについていくことが
できず。ゴール後、握手しました。)
ただ、下り区間以外はキロ4分を切れない状況が続き、
後半にペースアップする作戦は見事に失敗。
(昨年の1時間18分7秒を切るためには、後半の10kmを37分半(3'45"/kmペース)で行かなければならない。)
残り600mぐらいで息子が応援に駆けつけてくれていて、
電動スクータで並走してくれたので、
顔くしゃくしゃにしながら、ラストスパートをかけることができました。
(残り100mぐらいのところには妻も応援に来てくれていました。
妻はスタート後2.7kmぐらいの地点でも応援してくれていました。)
といっても、おそらくそれほどスピードは出ていかったと思われ、残り100mほどで、後ろから猛烈なスパートをかけてきた30代の方にはあっさり抜かれてしまいましたが(笑)
そして苦渋の表情でゴール。
結果は、
- レース:20km(ジュネーブ20kmレース / Balexert 20km de Genève)
- 時間:1時間21分1秒
- 平均ペース:4'03"/km
- シューズ:Nike ZoomX Vaporfly Next% 2(走行距離:約116km)
昨日のスイス🇨🇭ジュネーブ20kmレースの走行軌跡ムービー pic.twitter.com/nWSQ4JZ7qe
— Tet - スイスで走る、歌う弁理士 (@tetchiba) 2022年11月7日
以下、公式記録:
男女合わせて1,842名中、85位でした。
男性のみ1,291名中、76位でした。
50代男女では、212名中、2位でした。
日本人は数人しか走っておらず、その中では1位でした。
なお、トップは58分15秒。
このタフなコースでこのタイムはめちゃくちゃ速いです。
以下、Garminの記録:
このコースは大小含め、かなりの数のアップダウンを繰り返すので、
ラップタイムがバラバラになりますね。
リズムを維持するのが難しいコースです。
フィニッシャーメダルはなかなか明るいカラーでした。
5週間前のロンドンマラソンでの会心の走り以降、様々なことがあり、
体調も準備も満足な状態でレースに臨めなかったのが、
昨年を乗り越えられなかった要因かなと思います。
ただ、この準備状況、体調では頑張って走れた方かなと
自分を褒めようと思います。
まずは、怪我を治し、体調を整えて、
いつもの練習サイクルを取り戻して、
今後のレースに向けて準備をしていきたいと思います。
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