2021年のジュネーブマラソンは当初、5月9日(ハーフマラソンやジュニアマラソンなどは5月8日)に予定されていましたが、コロナ禍の影響が続いていることもあり、新たな形での開催が行われることになりました。
コースは通常時と異なり(一部は重複)、レマン湖(ジュネーブ湖)の湖岸を走ることになりました(5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソン)。
真ん中のアングレ庭園(イギリス庭園)(イギリスのことはフランス語ではアングレと言います)がスタートとゴール。
コースは上図のとおり、左岸の5km折り返し、右岸の5.5km折り返しで1周がハーフマラソンの距離となっています。
(レマン湖の右岸・左岸は、北から南を見ての方向(上記の地図上、上から下を見る方向)とのことです)
フルマラソンは2周することになります。
左岸の5km/26.1kmの折り返しの前後に、片道約600mで約20m上り下りする坂、 右岸の12.3km/33.4km付近に、片道約100mで約7m上り下りする坂があります。
その他は細かなアップダウンはありますが、基本的には湖岸のコースなので、比較的フラットなコースです。
この例年と違うコースでも、公認コースとしての指定を受けたとのことです。
このコースは、私はロング走・距離走でよく走っているコースで慣れているので良かったです。
ただ、いつもは、左岸の5km/26.1kmの折り返しの前後の、片道約600mで約20m上り下りする坂の手前で(坂の上り下りを避けて)折り返していたので、このコースが発表されてからは、その坂も上り下りするようにしました。
激坂ではないのですが、ダラダラと上っていくので、それなりに心拍数が上り、ペースが落ちます。
ただ、折り返したらすぐ同じところを下っていくので、レマン湖(ジュネーブ湖)の景色を上から観ながら、心をリフレッシュしつつ心拍数とペースを元に戻すことができます(といっても、ある程度上り下りするので身体に疲労は残りますが)。
当日のレースの話しに戻すと、コロナ禍ということで、給水・給食ステーションはなし。
全て自分で持って走ってくださいとのことです。
上図に水マークがありますが、これは普段から設置されている水飲み場です。
Google mapからの参考写真を掲載しておきます。
スイスのほとんどの水はアルプスの源泉水や地下水で、水道水はもちろん、こういった街中の水飲み場の水も飲めます。
成分的には、市販のエビアンとほとんど変わらないというデータもあります。
(エビアンは、アルプスからレマン湖(ジュネーブ湖)に流れ込む源泉水や地下水から作られています。)
こういった水飲み場はいくつかあるので、途中で立ち止まりさえすれば、持って走らなくても水を確保することはできます。
ハーフマラソンなら無くても何とかなりそうですが、フルマラソンで、暑くなり始める時期なので、私は腰に巻くフリップベルトに挟めそうな水筒を持って走る予定です。
他には、栄養補給系のジェルをいくつか持って走ります。
ジュネーブマラソンの開催期間は5月の1ヶ月間となっていますが、走れる日時が決められています。
5月毎週木曜日から日曜日(1週間あたり4日間)で、時間帯が30分ごとに区切られていて(平日は朝6時から、休日は朝8時からのスタートで最終カットタイムはいずれも夜8時)、その30分ごとのスロット内では50名まで走れることになっています。
希望する30分スロットを事前に登録し、その時間内に、まずはすぐ近くのホテルに設置された会場にて受付し、ランナーズバッグとビブをもらい、自分の荷物を入れたバッグを預け、ビブ(ゼッケン)を付けて、スタートゲートを区切ればスタートとなります。
事前登録した30分スロット内でスタートしないと記録は無効になります。
これを30分内にやるのは、なかなか忙しそうですね。
ウォーミングアップは事前に済ませて、受付したらすぐスタートという感じになりそうですね。
受付会場は自宅から3kmないところなので、ジョグしながら会場に向かえば、ちょうど良いウォーミングアップになりそうかなと思っています。
5月は日に日にどんどん暑さが増していく時期なので、本来ならできるだけ早い時期に走りたいところなのですが、右肩骨折からのリハビリ期間中で、できるだけ走力を骨折前の状態に近いところまで回復させてから走りたいので、事前登録は、最終日の5月30日(日)にしました。
時間帯は、一番涼しいところを狙って、朝8時から8時半のスロットに登録しました。
事前登録したスロットは、他に空きさえあれば、前日正午までなら変更可能とのことなので、天気予報をみながら、もしかしたら29日に走ることになるかもしれません。
いずれにせよ、レース日は4週間後に決定しました。
本番時、右腕の可動域は正常には戻っていないとは思いますが、それまで最大限努力して、骨折前の状態にできるだけ近い状態にまで走力を回復させ、初フルマラソンでのサブ3を達成したいと思います。
引き続き温かい応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。