Enjoy Running Life - スイスで走り始めた、歌う弁理士

2018年11月、48歳から海外赴任地のスイス・ジュネーブにて本格的に開始したランニングの記録

MGC - マラソングランドチャンピオンシップ

いよいよ、今週末、MGCですね。

MGCとは、「マラソングランドチャンピオンシップ」のことで、「東京2020 オリンピック日本代表選考競技会」、「第103 回日本陸上競技選手権大会」も兼務しているマラソン大会のことです。

つまり、来年2020年の東京オリンピックのマラソン日本代表を決める大会です。

このMGCには、限られたメンバーしか出場することができません。

今回、男子は31名、女子は12名のみです。

どうやって選ばれるのかというと、男子は5大会(北海道マラソン福岡国際マラソン別府大分毎日マラソン東京マラソンびわ湖毎日マラソン)、女子は4大会(北海道マラソンさいたま国際マラソン大阪国際女子マラソン名古屋ウィメンズマラソン)が指定競技会となっていて、レース毎に決められた順位とタイムをクリアするとMGCへの出場権が得られます。

今回の2020東京オリンピックの選考は、2017年夏~2019年春(2017-2018シリーズ、2018-2019シリーズ)が対象期間でした。
また、MGCシリーズ以外で、ワイルドカードにて条件を満たすと、MGCに出場権を得ることができます。

ワイルドカードとは、2017年8月1日〜2019年4月30日までの「国際陸上競技連盟が世界記録を公認する競技会」で、次のいずれかを満たすと、MGCに出場することができるというものです。
  • 男子2時間08分30秒以内、女子2時間24分00秒以内
  • 期間内の上位2つの記録の平均が、男子2時間11分00秒以内、女子2時間28分00秒以内

そして、このMGCにおいて、どのようにオリンピック代表が選ばれるのかというと、このMGCで優勝すれば、東京オリンピック代表に内定します。

2位、3位のうち「MGC派遣設定記録」を突破した最上位者が代表に内定します。

 MGC派遣設定記録
  • 男子 2時間05分30秒
  • 女子 2時間21分00秒
  • 有効期間:2017年8月1日~2019年4月30日
  • 対象競技会:国際陸上競技連盟が世界記録を公認する競技会

MGC派遣設定記録」突破者がいない場合は、2位の選手が自動的に代表に内定します。
今回は、この突破者がいなかったため、MGCにおいて2位になれば即代表内定するということになります。

オリンピック代表は男女とも3名なので、あと1名はどのように決めるかというと、MGCファイナルチャレンジというもので決めます。

これは、2019年冬から2020年春にかけて実施される、男子3大会(福岡国際マラソン東京マラソンびわ湖毎日マラソン)、女子3大会(さいたま国際マラソン大阪国際女子マラソン名古屋ウィメンズマラソン)において、以下の派遣設定記録を上回り、最も速いタイムを出した選手1人が代表に内定することになります。

 派遣設定記録
  • 男子 2時間05分49秒
  • 女子 2時間22分22秒

このタイムを突破する選手がいない場合は、MGCにおいて3位に入った人が選ばれることになります。

今回のMGC出場者のベストタイムなどは以下の公式サイトをご覧ください。

 MGC出場選手

東京オリンピックのマラソンコースとほぼ同じコースを走ります。

違いは、発着点で、本番は現在建設中の国立競技場ですが、今週末9月15日(日)は明治神宮外苑になります。


※公式サイトから転載

スタートは男子が8時50分、女子が9時10分です。

男子はTBS系列、女子はNHK総合にて放送されるようです。

ラソンやオリンピックに興味がある方は、お見逃しなく。私はジュネーブ在住で、時差もあるので、生放送を見ることができないのが残念です。他の手段でチェックします。

詳しくは、以下の公式サイトをご覧ください。

 マラソングランドチャンピオンシップ