昨日、レース前日に、ジュネーブお祭りレース - L'Escalade エスカラード/エスカレード レースのビブを取りに会場に行ってきました。
ついでに、コースの写真も多数撮ってきました(当日は雨予報であまり写真が撮れないのではないかと思うので)。
ジュネーブの旧市街の石畳、坂を走るレース。
走るのはなかなか大変ですが、景色はとてもいいコースです。
コース図としてはこんな感じです。
ジュネーブの街は地図上、真ん中のレマン湖(ジュネーブ湖)から流れ出るローヌ川を挟んで上側が国連や中央駅、空港などがある新市街、下側が旧市街となっています。
今回のレースはその旧市街で、昔、ジュネーブ城があったところを走ります。
ジュネーブ城は丘の上にあったことから、丘を上がったり下ったりというコースになるので、結構、激しいアップダウンのコースとなっています(高低図は3周分)。
大人の男子は3周します。
1周目のコースと2周目・3周目のコースに少し違いあり(スタート地点とスタートからしばらくのコース)、1周目が2.341km、2周目・3周目が2.491km(150mの違いがあるので、30秒から40秒ほどの差になる)となっています。
ルターの宗教改革記念碑やジュネーブ大学があるバスチオン公園が会場、スタート・ゴール地点になっています。
ウォームアップは、この宗教改革記念碑の前の100mぐらいの直線でやっている方が多いですね。私も2年前に走った時はここでもウォームアップをやってました。
この階段を登ったところがスタート地点になります。
上に見えているのがジュネーブ城の壁です。
その壁の横にスタートゲートがあります。
ここがスタート地点です。
私が行った時にはスタートゲートはまだ設置されていませんでした。
写真では分かりづらいかもしれませんが、そこそこの坂になっています。
いきなりスタートでここを駆け上がっていきます。
そして、坂を上り切ったかと思ったら、カーブを折れ曲がるとまだ坂は続きます(正確にはここからの説明は2周目・3周目のコース(下の写真も))。
そして、このレストラン街の前の坂(結構、斜度があります)を引き続き上っていきます。
上から見るとこんな感じ。
右に曲がって、更に、まだ坂を上ります。
ここは石畳。
そして、ジュネーブ城跡から少し外に飛び出して、写真には撮りませんでしたが、ジュネーブ美術・歴史博物館の横を回って、再び、ジュネーブ城跡エリアに戻ってきます。
このブールドフール広場 Place du Bourg-de-Four あたりは例年だとかなりの観客がいて、コース横に設置された看板を叩きながら、そして、選手のビブ(ゼッケン)にある名前を呼びながら、激しい応援をしてくれます。
これがとても気持ちよく、楽しみです。
ただ、今回は、現在、スイスではCovid-19の新規感染者数が激増しているので、屋外の観客も全員マスクとなり、観客も少なく応援は静かかもしれません(激しい雨の予報ということもあります。もし、そうなったら残念)。
そして、スイスやジュネーブの旗があるちょっとした坂を上って右に曲がると、
ジュネーブ城の中心にあるサン・ピエール大聖堂のエリアに入ります。
ここの石畳がかなり難敵です。
デコボコの度合いが激しくて、足首をぐねりそうになります。
大聖堂の周りをぐるっと回ります。
右奥遠くには、レマン湖(ジュネーブ湖)の名物である大噴水 Jet d'Eau が見えます。
大聖堂の裏の石畳を駆け抜けて、
ちょうど試走しているランナーがいらっしゃいました。
この石畳の道を下っていきます。
レース当日は雨予報なので、この石畳の下りはかなり用心しないと自分が転ぶし、他の人が転ぶのを避ける必要もあると思います。
そして、大聖堂の正面に戻ってきて、
元アメリカ大統領ビル・クリントン氏が滞在したHôtel Les Armuresがあります。
ここのレストランの料理はとても美味しいです。
そして、クネクネと曲がりながら出てきたこの路地の右側にある、La Favolaは知る人ぞ知る、こじんまりとしてかわいいイタリアンの美味しいレストランです。
そして、ジャン・カルヴァン Jean Calvin の石碑の横を通り抜けます。
そして、この細い路地の上りが地味に足腰にきます。
もう少し石畳を走り、
石畳の急な下り坂。
ここも路面が濡れているとかなり怖い道です。
下りてきたところがヌーヴ広場。
下から坂を見上げるとこんな感じ。
ヌーヴ広場にある、ジュネーブ大劇場 Grand Théâtre de Genève の前を通って、
バスチオン公園に戻ってきます。
そして、ゲートをくぐり、2周目、3周目へ(この道は1周目・2周目の最後の道)。
3周目の最後は、1周目・2周目の隣のこちらのゲートをくぐり、
ここがゴールゲート。
この辺りも例年なら、沢山の人が看板を叩きながら応援してくれる。
ゴール地点すぐには、スイスミルクのちょっとしたオブジェクト?
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
ここまでがジュネーブお祭りレース - L'Escalade エスカラード/エスカレード レースのコース案内と、ちょっとしたジュネーブ旧市街の観光案内でした。
レースの受付会場はこんな感じでした。
かなり広くスペースがとられていたので、Covid-19の心配はありませんでした。
さ、楽しむぞ!