Enjoy Running Life - スイスで走り始めた、歌う弁理士

2018年11月、48歳から海外赴任地のスイス・ジュネーブにて本格的に開始したランニングの記録

2024/3/3 東京マラソン(ペースセッター)レポ①

2024年3月3日に東京マラソンの3時間20分担当のペースセッターをやってきました。

 

レポしたいと思います。

長いので3部作で。

まずは第一弾。

 

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ペースセッターとはいわゆるペースメーカー、ペーサーのことです。

 

東京マラソンでは、

先頭のほうで招待選手やエリートランナーの皆さんを率いるペーサーをペースメーカー、

その後ろで一般市民ランナーの皆さんを率いるペーサーをペースセッター

と呼んでいます。

 

私は昨年7月に赴任先のスイス・ジュネーブから日本に帰任し、

東京マラソンに申し込もうと思ったのですが、間に合わず、

2024年の参加は諦めて、2025年の参加を目指して頑張り始めたときに、

ペースセッターの募集の案内のメールをいただきました。

(私は、ONE TOKYO RCとして陸連登録(東京陸協)したのですが、

 その枠内での募集メールをいただいたようです。)

 

そこからの流れは以下のとおりです。

 

応募時期は、2023年11月11日、

当選の連絡は、2023年11月29日、

全員参加必須のオンラインでの事前説明会は、2024年2月8日、

当日履くシューズの支給は、2024年2月15日。

(アシックスのマジックスピード3の東京マラソン2024モデル)

 

事前説明会の時には、川内選手もサプライズ参加され、

自身のペースメーカーの経験などのお話しを聞きました。

 

 

3月3日の当日は9時10分のスタートに向けて、

いつものフルマラソンの事前準備と同様、

4時間ちょっと前の5時前に起床、スタート4時間ほど前までに朝食。

 

朝食も普段のフルマラソン前と同じような感じで、炭水化物メイン。

赤飯おにぎりと、季節柄、道明寺(関西風桜餅)、

ペースセッターに配布されたボディメンテというゼリー、

多種ビタミン入りジュース。

 

当日は午前7時に新宿駅に集合ということで、

早々と自宅を出発して会場の東京都庁に向かいました。

 

3時間20分を担当するペースセッターは自分含め4名。

 

元から知っている方が1名と、

ペースセッター事前説明会後に駒沢公園で一緒にペーサー練習をした方が1名、

もう1名の方とは当日がリアルの世界では初ご対面。

 

ただ、事前説明会時(Zoomのブレイクアウト機能でチームミーティング実施)、

その後も4人でやり取りをしていたので、

初めまして感は少なく、旧知の仲のように和気あいあいとしつつ、

ペースセッターの進め方なんかを最終確認していました。

 

ペースセッターには、東京都庁ビル内のスペースが用意されていました。

それほど広くはないのですが、なんと言っても暖かい。

 

当日は晴れの天候で、朝は風もなかったのですが、

それでも日陰は結構、寒かったので、

比較的直前の時間帯までこの暖かい場所にいられるのはありがたかった。

 

ペースセッター用のランシャツ、短パン、ビブス(ゼッケン)等が配布され、

着替えて、手荷物をまとめた後、7時半頃から、

ノボリとそれを固定するリュック型のベストを着た状態で、

都庁の横の専用スペースで30分ほどウォームアップ。

 

 

ノボリは軽くて、付けている感がほとんどない。

ただ、リュック型ベストが全員、同サイズで、

身体が大きない私には、一杯一杯に紐を閉めても身体との間に少し隙間があり、

走ると少し左右に揺れるところは少し気になりました。

 

ウォームアップ中、各チーム単位などで都庁バックに記念写真。

 

8時頃、ウォームアップ終了後、トイレタイム。

その後、オフィシャルでの全員・各チームでの記念撮影。

 

総勢40名ぐらいでのノボリを持った姿は圧巻・壮観でした!

 

 

そして、8時30分頃から順番に、各チームが担当するブロックの先頭に移動。

手荷物は預けることができました。

 

3時間20分チームはDブロックへ。

 

ロープで区切られたDブロックの大勢のランナーさんの前に立った時、

その迫力に緊張感が走りましたね。

 

 

この皆さんを率いて、目標達成に貢献しなければならない。

 

そんなプレッシャーも少なからず感じました。

 

同時に、この特別な場所に立っていることが嬉しくて、

よし、この機会を精一杯楽しもうとも思いました!

 

 

スタートタイムが迫るに連れて、係員の誘導に従い、徐々に前へ移動。

 

この際も背後からの圧力は凄かったです。

 

 

スタート時間までの間、周囲の多数のランナーの方に声掛けいただきました。

 

こんな場ですが、旧知の方とも久しぶりに会えて嬉しかった!

 

そして、多くの海外ランナーの方にも声掛け、質問されました。

 

「どのぐらいのペースで走るの?どういうプランで行くの?」

「3時間20分に対しては、4’40ちょっとで行けばいいのだが、

我々はグロスタイムで目標を狙う。

スタートまでに3分ぐらいのロスがあると聞いているので、

実質、3時間17分を切るぐらい。

スタート直後もしばらくは混んでるので、

ペースを刻めるようになってからは、ハーフ過ぎぐらいまでに、

それまでのロスを解消しようと思っている。

なので、最初は下り坂も利用して、4’35前後とちょっと速いペースで行くよ。」

「俺の名前は・・・。君の名前は?」

「・・・、Tetと呼んで。」

「よし、今日は俺はTetについていく!」

「OK!!」

 

そんな会話も何人かとしました。

 

また、6大メジャーマラソンを制覇した米国からのランナーもいらして、

中でもボストンマラソンは8回も走ったとのこと!

私がロンドンだけは走ったことがあると言ったら、

6大の中で、ロンドンとこの東京は参加するのにハードルが高いよね、

と嘆いていました。

その方もTetについていくとおっしゃっていただけました。

 

※ペースセッター仲間から写真、お借りしました。

 

そんなこんなで周囲のランナーさんとお話ししてたら

あっという間にスタート時間。

 

ペースセッター同士で、頑張ろうと声掛けして、いざ、スタート。

 

 

 

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