今日は、先日、行ったファートレック・トレーニングについてもう少しきちんとご説明したいと思います。この説明は、London Marathonのホームページの内容に基づいています。
まず、ファートレック・トレーニングの「Fartlek」という言葉はスウェーデン語に由来し、「スピードプレイ」を意味します。Fartlekトレーニングは、設定された時間に設定された距離を走るのではなく、完了したと感じるまで異なるランニングペースと距離で「プレイ」することです。
ステップ1
・5分間ジョグします。
・次に、目標とするランニングペース(例えば、最大速度の70%)で遠くの目標(例えば、次の街灯柱)を選択します。
・次に、目標とするランニングペース(例えば、最大速度の70%)で遠くの目標(例えば、次の街灯柱)を選択します。
ステップ2
・決めたペースで目標に向かって走り、目標に到達したら、次のスピードの準備ができるまで再びジョギングを始めます。
ステップ3
・新しい目標と前のものとは異なるランニングペースを選択します(例えば、最高速度の90%)。
ステップ4
・ランニングの強さと持久力の向上
・速く走ることとレースの戦術を改善するのに最適。レースでは、速いペースの中で、ペースの上げ下げがあるが、その際にも柔軟に対応できるようになる。
・この練習の距離や速度の設定は柔軟に決めることができるので、自分の実力や調子などに合わせて調整することができる。例えば、あるスピードで目標まで走りきれない場合には、次のときにはスピードを落とすか、距離を短くすればよい。合間のジョグのときに呼吸や体力の回復が早ければ、次の設定はもう少し負荷を上げてやればよい。
・練習の完了のタイミングも自分の身体と相談しながら決めることができるので、オーバートレーニングを防ぐことができる。オーバートレーニングによって怪我(肉離れや疲労骨折など)をしてしまうと練習が継続できなくなってしまうので、オーバートレーニングにならないレベルで練習を継続していくことが大切。
以下のWebサイトに、マラソン世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ選手の練習メニューが公開されていますが、この中に、ファートレック・トレーニングが含まれています。
Eliud Kipchoge – Full Training Log Leading Up To Marathon World Record Attempt