Enjoy Running Life - スイスで走り始めた、歌う弁理士

2018年11月、48歳から海外赴任地のスイス・ジュネーブにて本格的に開始したランニングの記録

最大心拍数

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練習メニューを考えるときには、最大心拍数を意識する場合があります。
最大心拍数の算出方法はいくつかあります。

一般的なものは、

  220-年齢

です。
現在の私の場合、49歳ですので、171になります。

また、

  208‐0.7×年齢(私の場合、174)

  206.9−(0.67×年齢)(私の場合、174)

というものもあります。

ただ、過去の心拍データを振り返ると、180を超えることがありました。
Garminの測定誤差かもしれませんが、その区間だけポンと上がったのではなく、前後10分間ぐらいとはつながりがあったので、ある程度信用できるのかもしれません。

そこで、別の算出式を調べてみると、普段、運動をよくしている人の場合には、上記の式ではなく、

  210-年齢/2

を使用するとよいというものがありました。
私の場合、186になります。

そこで、現在の私の場合、普段は、186、もしくは、本来の計算式に近い方で切りのいいところで、180を最大心拍数として考えています。
そうすると、ダニエルズのランニング・フォーミュラの各ペースでの心拍数の目安は以下になります。

Eペース 【心拍数の目安は、最大心拍数の65%~78%】
  186/180の場合、121-145/117-140
Mペース 【心拍数の目安は、最大心拍数の80%~89%】
  186/180の場合、149-166/144-160
Tペース 【心拍数の目安は、最大心拍数の88%~92%】
  186/180の場合、164-171/158-166
Iペース 【心拍数の目安は、最大心拍数の97.5%~100%】
  186/180の場合、181-186/176-180
Rペース 【心拍数の目安は、最大心拍数の100%】
  186/180の場合、186/180

ご参考まで、私のハーフマラソン(1時間28分49秒)のときの平均心拍数は、159 bpmでした。
平均して、Mペースの枠内で走れることができたことになります。

なお、有酸素運動よりも無酸素運動の方が優位になる無酸素閾値心拍数は、

  180-年齢/4

で算出できます。
私の場合、168です。

これを超えると、乳酸が溜まってきて、脚が動かなくなります。
前記Tペースでの限界値とほぼ合っていますね。

したがって、ハーフマラソンやフルマラソンなどレース時には、この心拍数を超えないように走ることが最後までペースを維持できるカギだと考えています。

逆に言うと、この心拍数に近いところで走り切れれば、自分の実力を出し切れた、と言うことができるかもしれません。
ということは、前記のハーフマラソン時は、もう少し、がんばれたのかもしれません。

普段の練習時や、レースのペースを決めるときの参考にしていただければと思います。
 

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