Enjoy Running Life - スイスで走り始めた、歌う弁理士

2018年11月、48歳から海外赴任地のスイス・ジュネーブにて本格的に開始したランニングの記録

2022/11/14 起伏のあるコースでアクティブレスト/ジュネーブ在住のHelen Bekele Tola(ヘレン・ベケレ・トラ)選手

昨日は久々のロング走だったので、

今朝は起伏あるコースで少し心肺や足腰の筋肉に刺激を入れつつも、

ゆっくりペースで疲労抜きをしながら走ってきました。

tetchiba.hatenablog.com

 

  • 設定メニュー:フリーペース(キロ6分ぐらいのペース目安)
  • シューズ:ADIDAS SL20(走行距離:約46km)


昨日のロング走からの筋肉痛はなかったのですが、身体全体は重い感じ。

キロ6分弱ペースであまり力を入れずリズムだけで坂を上り始め、

身体が少し動くようになってからゆっくりペースアップ。

 

中盤過ぎのダラダラ長い坂はちょっと足腰に力を入れて、

心拍数も少し上げて上りました。

 

身体全体を休めながらも、坂を走るための筋肉、心肺には

少し刺激を入れることはできたかなと思います。

(次のレース(エスカラードレース)は距離は約7.3kmと距離は短いのですが、アップダウンが激しいコースであるため、アクティブレストの日でも少しでもこういった筋肉には刺激を入れておきたい。)

 

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ところで、エスカラードレースで思い出したのですが、

11月6日に走った、ジュネーブ20kmレース(Balexert 20km de Genève)の

tetchiba.hatenablog.com

 

女子の優勝者は、Helen Bekele Tola(ヘレン・ベケレ・トラ)選手。

20kmgeneve.com

 

1時間6分32秒の自己ベスト(ジュネーブ20kmマラソンでの)で、

今シーズンの20kmレースのヨーロッパ記録、世界での3番目の記録とのこと。

 

ベケレ・トラ選手は、これまでにも、

 2015年 ローザンヌラソン 優勝

 2017年 バルセロナラソン 優勝(コース記録)

 2018年 ベルリンマラソン 6位

 2019年 東京マラソン 2位

 2019年 ベルリンマラソン 4位

 2021年 ベルリンマラソン 3位

 2021年 東京マラソン 9位

と輝かしい成績を残しており、

また、私が12月に走る予定のジュネーブお祭りマラソンエスカラード)では、

過去に4回も優勝しているとのこと。

worldathletics.org

en.wikipedia.org

 

そして、元々はナイキがスポンサーだったのですが、

2021年からはスイスのonがスポンサーとなっており、

2021年ベルリンマラソンでは、on所属ランナーとして初めて、

世界有数のマラソン大会でメダルを獲得した選手になったとのこと。

www.on-running.com

www.on-running.com

note.com

 

このすごい選手、エチオピア出身なのですが、

なんと2005年からスイス・ジュネーブに移住されています。

 

今回のジュネーブ20kmレースの優勝者の顔写真を見た時に、

なんか見覚えあるなぁと思ったのですが、その際は思い出せず。

名前をググってみて、ジュネーブ在住というのを見て、はっと思い出しました。

 

レマン(ジュネーブ)湖岸を走ってる時、時々、すれ違っているのです!!

いつもonの服・シューズで全身を揃えていて、

楽な表情で速いペースで走っている女性なので、

すれ違う時は特定できていました。

 

そして、自分のブログを見返してみたら、昨年6月ですが、

ベケレ・トラ選手の後ろにしばらくつかせていただき走ってました!!

(最後には、頑張って、の言葉もいただいていました!)

tetchiba.hatenablog.com

今朝の目安としていた4'30"/kmペースを少し切るぐらいのペースで走っていたら、5kmを過ぎたあたりで、今度は、黒人男性と女性の二人組にこれまたさっと抜かれました。

男性が女性を引っ張る形で一列で走っていて、二人ともVaporfly Next%を履いてました。

土日に湖岸を走っていると時々すれ違う二人で、女性がどこかのチームに所属していて男性がコーチ兼ペースメーカーみたいな感じでいつも練習されているようです。

いつもはすれ違うことばかりだったのですが、今朝は同じ方向。

これは願ってもないチャンス、と思って、行けるところまでついていこうと。

一定のペースというよりは、3'45"/km〜4'00"/kmの範囲内で数百mおきにペースを揺らしながら走っているようでした。

本番レース時のペースの上げ下げによる揺さぶりなどに対応する力をつける練習でしょうか。

4'00"/kmペースに落ちたところは少し休めますが、その後、男性が急激に3'45"/kmペースに上げたところは力を使わないと置いていかれます。

私は比較的ずっと同じペースで走ることが多いですが、このように、変化走まではいかないけど、微妙にペースを上げ下げしながら走るのもいい練習になりそうです。

男性は私より少し背が高いですが(といってもおそらく170cmぐらい)、女性は背格好が私と同じぐらい。

二人とも、ピッチが180台前半ぐらいで走っていて、私は最近、このぐらいのペースだと180〜185ぐらいで走る練習をしているので、すぐ前の女性のピッチに完全に同期して走ることができて、とても走りやすかった。

あと、誰かの後ろについて走る(しかも自分にとって良いペースで走っている人のうしろ)、というのはとても楽ですね。

一人で走っていたら、辛い、しんどくなってきた、ペース落とそうかな、とかネガティブな考えがすぐ頭をよぎってきますが、とにかく、前の女性に合わせて、いち、に、いち、に、とリズムだけを気にしていれば、他の考えが頭に入り込まず、疲れを感じにくかった。

残念ながら、2人は別のコースを進まれたので、3人での隊列走行は6km弱で終わってしましたが、おかげさまで、その6kmぐらいは、足腰も心肺もキツさを感じることなく、キロ4分を切るペースを刻むことができました。

別れ際、女性ランナーが、アレ〜(フランス語で、がんばれ〜、というような意味)と言って手を振ってくれました。

 

この時は知らなかったのですが、こんなすごい選手の後ろで走らせてもらっていたとは。

道理で走りやすかった。

フォームがめちゃくちゃ綺麗で安定していて、後ろにいてとても走りやすかったのを今でも覚えています。

 

私みたいな市民ランナーが後ろをつかせていただき、ほんとにありがとうございました!という感謝の気持ちでいっぱいです。

 

一緒に走っていたコーチのような方は、もしかしたら旦那さんかも。

www.worldathletics.org

en.wikipedia.org

 

元マラソン選手でスイスのマラソンレースを中心にかなりの数、優勝されている、こちらもスゴイ選手です。

 

今後もすれ違う(または追い越される)可能性が高いと思いますので

(上記の2021年6月以降も何度かすれ違いました)、

20kmレース、優勝おめでとう、とか声をかけれるように、

フランス語のフレーズを覚えておこうと思います(笑)

 

 

 

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